2026年3月期の業績予測と位置づけ、
目標達成に向けた施策
2026年3月期は次のステージへ向けて足場を固める1年
より高い成長が期待できる効果的な施策を計画

2026年3月期の業績予想は、売上高 110億円(前期比25.0%増)、営業利益22億円(前期比36.2%増/営業利益率20%)、経常利益21億8,100万円(前期比39.5%増/経常利益率19.8%)としています。中期経営計画で掲げている売上成長率25%は絶対的な目標です。当社の持分法適用会社である株式会社ブロードバンドセキュリティ の業績を懸念されている方もいらっしゃるかもしれませんが、同社は構造改革によって昨年度後半より業績が向上。今期はプラスに寄与すると考えています。
今期の位置づけは、次のステージへの足場を固める1年。いよいよ上場市場のステップアップも見えてきましたので、東証の基準を充足できるよう、着実に駒を進めたいと思います。
2025年3月期に事業ドメインを再編成したことが効いたこともあり、ビジネスは非常に好調ですが、ここで足を止めることなく、より高い成長を目指し2026年3月期も様々な施策を打っていく計画です。
今期は、経営層に近い人材を各事業部のマネジャーとして配置しました。事業部門は製販一体となって目的と目標を共有し、お客様の課題を解決するサービスを最短で提供できる組織となっています。今期の成果によっては、来期以降のさらなる成長も見えてきますので、大きな期待を持って進めていきます。
準大手・中堅・中小企業に必要なセキュリティサービスをフルラインナップで支援するサイバーセキュリティ事業。IT企業・SIer向けにIT人材の付加価値向上を支援するセキュリティ教育事業。企業規模を限定せず、あらゆる企業のセキュリティ人材ニーズを支援するセキュリティ人材事業(100%子会社CyberSTAR)。GSXグループが先駆者として創出し、磨き上げてきた強みは、サイバーセキュリティ対策がすべての企業にとって重要課題となった今、ひときわ目立っています。また、GSXグループは上場以来、期初に公表した数値目標を下回ったことが一度もありません。株主の皆様には、こうした強みと実績に自信を持って挑戦を続けるGSXグループを長期的な視点で見守っていただければ幸いです。今後ともご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。