国からの方針として電子処方箋の運用が近いうちに始まるとされ、また、現状でも「患者のための薬局ビジョン」にそって多職種連携が求められ、SNS(ソーシャルネットワークサービス)や各種ネットツールを利用する薬局が増えています。しかし、このような医療業界とインターネットとの急速な距離感の縮まりに対し、インターネットのもうひとつの側面、「セキュリティ対策を講じなければ危険なところ」という認識の浸透は、正直まだまだ甘いと言えます。事実、インシデント(重大事故が発生しかねない状態)が発生した場合でも、医療現場のサイバーセキュリティ対策が充分ではなく、「少しでもサイバーセキュリティ対策をやっておけば……」ということに起因するケースがしばしばです。今回のセミナーでは、個々に対応が必要な状況ではあるが対策が足りていない、という医療業界の現状を踏まえた上で、インターネット上での事故の予防策と発生時の対応から対策までを解説します。
19:00-19:05
(5分)
19:05-19:15
(10分)
患者の情報価値の高さ、リテラシーの低さ、国からの方針など、薬局のセキュリティ対策の現状についてお伝えいたします。
19:15-19:50
(35分)
犯罪者の手口を理解することでセキュリティ事故の仕組みについて理解でき、傾向をつかむことで適切な対策を講じることができます。昨今のセキュリティ事故事例をご紹介し、どのような対策をするべきかについてご紹介いたします。
19:50-20:00
(10分)
オンラインで質疑応答を実施します。