「CISOラウンジ」をノエビアスタジアム神戸で開催
楽天グループ福本様、NEC淵上様が各社セキュリティ戦略やCISOについて熱く議論
GSXは、CISOまたはCISOを支える人材を対象に、CISOが学ぶべき事柄やCISOがなすべき事柄について、 経営陣や経営幹部として理解しておくべきポイントを短時間で学習できる講座「CISO講座」を2025年1月から提供開始しました。楽天グループCISO福本氏が語る楽天グループでのCISO講座採用事例もぜひご覧ください。
この度、関西エリアでCISOに関する業務に従事していらっしゃるお客様をお迎えし、CISOに求められる役割などを議論・意見交換するイベント「CISOラウンジ」を開催しました。イベントには、CISO講座監修者でもありNECでCISOを務めていらっしゃる淵上様、楽天グループでCISOを務めていらっしゃる福本様をお招きし、各社のセキュリティ戦略やCISOの役割など幅広くご講演をいただきました。セキュリティの責任者であるCISOやCISOを支える方の重要性は日々高まっており、GSXからの情報提供やお客様同士の対話を通じ、皆様をご支援することを目的とし本取り組みを実行いたしました。
CISOラウンジ神戸は楽天グループ様のご厚意にて、楽天グループ様がオフィシャルダイヤモンドパートナーであるヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」を特別にお借りし、講演・懇親会を開催いたしました。ちょうど同じ週の水曜日に試合が開催されていたこともあり、余韻の残るスタジアムを見学させていただくことができたのは幸運でした。ファンの方でも見る機会が少ないロッカールーム、入場ゲート、ピッチレベルへとご案内いただき、貴重な体験に、参加された方は大変興奮した様子で写真撮影など楽しんでいらっしゃいました。「CISOラウンジ神戸」というサイネージも演出頂き、GSX社員もテンション上がりました。
スタジアム見学に続いては、メインイベントであるNEC淵上様、楽天グループ福本様による講演を、記者会見場で実施しました。このような使い方をするのは初めてとスタジアムの方も驚いていらっしゃいました。こちらの記者会見場も試合直後ということもあり、スポンサーパネルが設置された状態で(普段はスポンサーパネルは片付けているそうです)、まさに記者会見のような雰囲気です。講演後、参加された方は椅子に座り記念撮影を楽しんでいらっしゃいました。
楽天グループでCISOを務める福本様は、楽天初のセキュリティ専業エンジニアとして入社し、現在はCISOの役割を担っていらっしゃいます楽天グループは多くのグループ会社があることから、グループとしてのセキュリティガバナンスを効かせることの難しさやガバナンスを効かせるマネジメント手法の事例などをお話いただきました。セキュリティ人材の育成、採用にも触れ、楽天グループでは社内公用語が英語になっており、採用が全世界を対象にできることが強みであることから、多くの外国籍エンジニアが活躍していることを共有いただきました。公用語を英語にすることのメリットをあらためて認識したシーンでした。
NECの淵上様は、前職では学校で16年間セキュリティの講師を務めた異例のキャリアを経て、現在、NECのCISOを務めていらっしゃいます。従前はエンジニアを務めていらっしゃり、ご自身の経験からセキュリティ人材不足を解消する必要性を認識したことがきっかけで講師になることを決意されたそうです。NECグループ内でのセキュリティガバナンスを効かせるためのルール設計やマネジメントモデル、有事の際のエスカレーション手法、海外対応など幅広い取り組み事例を共有いただきました。「体制」と「可視化」でマネジメントをしているというメッセージは参加者の皆様にも大きなヒントになったのではないでしょうか。
楽天グループとNECグループは、両社ともに国内外に多くのグループ会社を持つ点で共通しているものの、お二人の講演を聞いていると、企業風土などによる考え方やアプローチの違いを感じ取ることができ、参加者の方にとっても学びが多かったのではないかと思います。
お二人の講演に続いては、ノエビアスタジアム内のピッチを望むことができるVIPルームで懇親会を執り行いました。お客様同士会話が弾み、話している声が聞き取れないほどに懇親会会場の熱気は最高潮に達していました。福本様、淵上様も各テーブルを回って意見交換に交じっていただき、参加者の皆様にとっても有意義な場となりました。
CISOラウンジ神戸では、多くのお客様にご参加いただき、ヴィッセル神戸様、福本様、淵上様のご協力を得て、特別なイベントとして開催することができました。多くの情報のシャワーは、参加されたお客様に多様なヒントをご提供できたのではないかと感じております。東京での開催も予定しておりますので、続報楽しみにお待ち頂ければ幸いです。あらためまして、福本様、淵上様ありがとうございました!

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