コロナ禍によって浮き彫りになったエンドポイントへの脅威とその背景について GSX「緊急対応サービス」や取扱製品「CrowdStrike®」販売状況から読み解くエンドポイントセキュリティの実態

2021年6月21日 Press Release
グローバルセキュリティエキスパート株式会社
報道関係者各位
プレスリリース
コロナ禍によって浮き彫りになったエンドポイントへの脅威とその背景について
GSX「緊急対応サービス」や取扱製品「CrowdStrike®」販売状況から読み解く
エンドポイントセキュリティの実態
GSXは、アジア太平洋および日本地域のCrowdStrike
「BEST CORPORATE PARTNER 2020」に選出

グローバルセキュリティエキスパート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:青柳 史郎、https://www.gsx.co.jp/、以下、GSX)はこの度、コロナ禍によって浮き彫りになったエンドポイントへの脅威とそれに伴うエンドポイントセキュリティの重要性、及びサイバー脅威が中堅企業を脅かす現状についてご紹介いたします。自社サービスでもある「緊急対応(インシデント対応)サービス」の事象事例やGSX取り扱い製品であり、アジア太平洋および日本地域を対象としたパートナーアワードで「BEST CORPORATE PARTNER 2020」を受賞した「CrowdStrike®」の販売状況から、実態を読み解きました。

➢  GSX MDRサービス for CrowdStrike® Falcon
   https://www.gsx.co.jp/services/incidentavoidance/crowdstrikefalcon.html

■コロナ禍によって浮き彫りになったエンドポイントへの脅威とその背景とは
コロナ禍によって浮き彫りになったエンドポイントへの脅威とその背景とは

リモートワーク環境下においては、これまで多くの企業が採用してきた境界防御型セキュリティ対策*1では防御できない端末がサイバー脅威に晒される事となったため、唯一の防御手段であるエンドポイント対策がさらに重要となりました。
こういった昨今のサイバー脅威は、大企業や特定の業種に限らず不特定多数の企業を標的にしており、これまでなかなかセキュリティ投資にも踏み出せなかった中堅企業の多くが効果的な手段として、費用対効果の高いEDR製品を採用するケースが増えていると言えます。弊社の取り扱うEDR製品「CrowdStrike®」の販売実績から見ても実に7割以上が1,000名以下の企業となっています。
またコロナ禍においては、攻撃者に多くの攻撃機会を与える事になり、サイバー攻撃自体その前に比べ倍以上に増加し、弊社の相談窓口へのお問合せも2倍に増加しました。
 大規模なセキュリティインシデントは業務に甚大な被害を与えており、ある企業では、生産管理システムや調達システムなど企業の根幹を支えるシステムが被害を受けた結果、工場の操業を停止せざるを得なくなり、復旧に数カ月を要した事例もありました。さらには、複数の拠点で20台以上のPCが同時多発的にEmotetウイルスに感染して、手の施しようが無くなったケースや「Windows Server」のデータが軒並み暗号化されて業務システムやファイルサーバ、メールサーバ、入退室管理システムなどが利用できなくなったケースなどの業務停止状態に陥った企業様の相談を受けたこともあります。
その他にも弊社の「緊急対応サービス」窓口には、「業務を装った偽メールでマルウェアに感染した」「リモートワークで使用しているVPN装置から不正な侵入を受けた」「Webサーバが不正アクセスを受けて情報を抜かれた」などの事象から、企業が所有するデータの暗号化だけでなく、『盗み出した機密情報を公開する』と脅迫して金銭を要求する「二重の脅迫」に関する相談まで、サイバー攻撃に関する問い合わせが、建設・金融・情報通信・食品・医療・製造業・メディアと幅広い業種のお客様から寄せられています。

*1:UTM[統合脅威管理]、次世代FW[ファイアウォール]、Proxy[プロキシ]など

■昨今のセキュリティインシデント裾野拡大傾向について
セキュリスト(SecuriST)認定脆弱性診断士

弊社の「緊急対応サービス」昨年度実績データでは、3,000名以下の企業からの依頼が、全体件数の80%以上を占めており、特に1,000名以下の企業においては全体件数の半分を占めています。サイバー脅威の裾野が大企業から中堅・中小企業へ広がっていることの一つの実証データであると弊社は捉えています。

■攻撃者動向やEndpoint Detection and Response(EDR)による対策防御の有効性について

この度弊社では、近年の攻撃激化の背景やそれら脅威に対峙できるエンドポイントセキュリティ(CrowdStrike®社製品)に関するホワイトペーパーをご用意しました。是非ダウンロードの上、最新脅威の情報収集にご活用をお願いいたします。

➢  端末内挙動可視化とインシデントの一次対応 【2021年6月】
   https://www.gsx.co.jp/whitepaper202106

■CrowdStrike® 2020年度 コーポレート部門販売実績No.1ついて

中堅企業をメインターゲットする弊社では、これらのマルウェアの脅威に対応するためCrowdStrike®製品を取り扱うと共に、同製品を利用した全台対象マルウェア感染調査サービスや、CrowdStrike®製品の導入後に監視だけでなく、マルウェア感染時にPCの隔離までを実施するMDR(Managed Detection and Response)サービスをご提供しています。
情報セキュリティ専業企業として20年以上に渡り培った知見と、大規模でない企業のニーズをも拾える価格帯やサービスレベルの柔軟性を共存させているところが、弊社の特長であり、強みであり、お客様に広く受け入れられている理由の一つであると弊社は考えています。
そのような背景のもと、この度GSXは、CrowdStrike株式会社より「BEST Corporate Partner 2020」を受賞しました。これはコーポレート部門*2における販売件数No.1実績となります(コーポレート部門で販売実績数及び金額について当該部門で他販売パートナー様より貢献度が高いということが大きな受賞の理由となりました)。

*2:コーポレート部門は2,500以下の従業員数の企業が対象

◆グローバルセキュリティエキスパート株式会社について

社名:グローバルセキュリティエキスパート株式会社
東京本社:〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム4F
西日本支社:〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-1-9 淡路町ダイビル8F
西日本支社名古屋オフィス:〒451-6040 愛知県名古屋市西区牛島町6-1名古屋ルーセントタワー40F
代表者:代表取締役社長 青柳 史郎
証券コード:4417
上場証券取引所:東京証券取引所マザース市場
資本金:485,000,000円
設立:2000年4月
コーポレートサイトURL:https://www.gsx.co.jp/

GSXは、サイバーセキュリティ教育カンパニーです

わたしたちは、情報セキュリティ・サイバーセキュリティに特化した専門会社です。高い継続率を誇るセキュリティコンサルティングや、長年のノウハウを踏襲した脆弱性診断、豊富なサイバーセキュリティソリューションをはじめ、セキュリティ全体像を網羅した教育サービスをご提供しています。
DXが加速し、サイバーセキュリティニーズが拡大する市場で各事業の軸に「教育」と「グローバル」を据え、日本の情報セキュリティレベル向上に貢献します。また、GSXは、中堅企業や地方企業を中心としたユーザー様に対し、それぞれに最適なサービスを提供し、サイバーセキュリティの知見・ノウハウをお伝えすることで、日本全国の企業の自衛力向上をご支援します。

■ コンサルティング

・マネジメントコンサルティング

お客様が抱える情報セキュリティに関する課題について、現状の可視化から、解決に向けた計画策定・体制構築に至るまで、 ITのみならずシェアNo.1*のOTセキュリティ領域に関しても一貫した支援をご提供します。

*出典:ITR「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2021」OTセキュリティ診断・構築運用支援サービス市場-従業員300~1,000人未満:ベンダー別売上金額シェア(2019~2021年度予測)

・テクニカルコンサルティング

ハッカーと同様の技術を持つ専門エンジニア(ホワイトハッカー)が、お客様のネットワークシステムに擬似攻撃を行い、脆弱性の有無を診断して、対策措置、結果報告書までをご提供します。

■ セキュリティ教育

・企業向けセキュリティ訓練

業界シェアNo.1*であるトラップメール(GSX標的型メール訓練サービス)や、ITセキュリティeラーニングサービスのMina Secure®によって従業員のセキュリティリテラシー向上をご支援します。

*出典:ITR「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2021」標的型攻撃メール訓練サービス市場-従業員1,000~5,000人未満:ベンダー別売上金額シェア(2019~2021年度予測)
*出典:ITR「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2021」標的型攻撃メール訓練サービス市場-流通業:ベンダー別売上金額シェア(2019~2021年度予測)
*出典:ITR「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2021」標的型攻撃メール訓練サービス市場-建設業:ベンダー別売上金額シェア(2020~2021年度予測)

・エンジニア向け教育講座

セキュリティ全体像を網羅した業界シェアNo.1*の教育サービスをご提供します。EC-Councilセキュリティエンジニア養成講座、日本発のセキュリティ人材資格「セキュリスト(SecuriST)® 認定脆弱性診断士」などで、セキュリティ人材を育成します。

*出典:ITR「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2021」セキュリティ教育サービス市場-従業員1,000~5,000人未満:ベンダー別売上金額シェア(2020~2021年度予測)

■ ITソリューション

・バイリンガルITプロフェッショナルサービス

バイリンガルのIT人材リソースをご提供します。グローバル拠点への対応はじめ、国内のバイリンガル対応を必要とするお客様へのIT+サイバーセキュリティサービスをご提供します。

■ セキュリティソリューション

・サイバーセキュリティ製品導入・運用サービス

最新の脅威や攻撃手法などに対して有効なサイバーセキュリティ製品・サービスを、実装・運用を組み合わせたワンストップソリューションでご提供します。

※本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

■PDF形式プレスリリース

コロナ禍によって浮き彫りになったエンドポイントへの脅威とその背景について
GSX「緊急対応サービス」や取扱製品「CrowdStrike®」販売状況から読み解くエンドポイントセキュリティの実態
GSXは、アジア太平洋および日本地域のCrowdStrike「BEST CORPORATE PARTNER 2020」に選出
 (PDF 439KB)

【本リリース内容に関するお問い合わせ先】

グローバルセキュリティエキスパートPR事務局(株式会社アンティル内)
TEL:03-5572-7375
MAIL:gsx@vectorinc.co.jp

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