CHFI(デジタルフォレンジック)

CHFIは、EC-Council認定の国際的なトレーニングプログラムです。ハッキング攻撃を検知して証拠を抽出、犯罪を通報することで将来的な攻撃を防ぐための監査を行うデジタルフォレンジックを学びます。犯罪として通報可能となる「法的証拠」をコンピュータ解析技術を用いて抽出する手法や、システム内にあるデータの削除・暗号化や破損したファイル情報を探知し、復元/復旧等を可能にする手法を身に付けます。国内ではGSXが日本におけるマスターディストリビュータとなります。

CHFIは、EC-Council認定の国際的なトレーニングプログラムです。ハッキング攻撃を検知して証拠を抽出、犯罪を通報することで将来的な攻撃を防ぐための監査を行うデジタルフォレンジックを学びます。犯罪として通報可能となる「法的証拠」をコンピュータ解析技術を用いて抽出する手法や、システム内にあるデータの削除・暗号化や破損したファイル情報を探知し、復元/復旧等を可能にする手法を身に付けます。国内ではGSXが日本におけるマスターディストリビュータとなります。

デジタルフォレンジックとは、システム上に残る犯罪履歴を調査・抽出することを指します。ネットワークハッキングやソフトウェアの著作権侵害、情報への不正アクセスなど、違法行為をシステムや各種デバイスなどからデータを発見・解析し、犯罪として通報可能な証拠を抽出、調査の詳細を報告書にまとめ、法廷に提出するまでの一連の作業を行います。
大企業ではデジタルフォレンジックが情報システムのセキュリティを調べ、ネットワークへのハッカーのアクセスを防止しています。
CHFI(Computer Hacking Forensic Investigator:デジタルフォレンジック)は、EC-Council認定の国際的な認定トレーニングです。EC-Council認定資格はセキュリティ中級者~スペシャリスト向けに全部で4種類のコースがあります。CHFIはスペシャリストのコースです。

EC-Council公式トレーニングの一覧はこちら

CHFIは、システムネットワーク上のデジタル犯罪に対し、告発に必要な証拠を収集するためのスキル習得を目的としています。ハッキング攻撃の検知・防止・被害後の法対応などを行うことのできる人材を育成します。

CHFIの位置づけ

CEHマスターの位置づけ

デジタルフォレンジックCHFIv10概要

  • サイバー攻撃等のセキュリティインシデントの痕跡を特定し、必要な証拠を適切に収集・分析する「デジタルフォレンジック」について習得するコースです。

  • デジタルフォレンジックの必要性、概念、手順について解説します。また、OS、ネットワークだけでなく、データベース、クラウド、IoT、ダークウェブ等々、様々なフォレンジック調査手法についてカバーします。

  • インシデント対応におけるフォレンジックの役割、レポートの作成方法、証拠データの取扱について体系化された知識とスキルを身につけることができます。

  • CoC(Chain of Custody)の概念やアンチフォレンジックへの対応についてもカバーします。

  • 脆弱性、攻撃、セキュリティの諸問題と、リアルタイムな展開シナリオで、それらがお互いにどのように影響を及ぼし合うかを幅広くカバーします。

デジタルフォレンジックCHFIv10特徴

ベンダーや製品に依存したコースではなく、完全にベンダニュートラルなコースです。

NICE 2.0フレームワークにマッピングされたANSI17024認定資格プログラムです。

6か月間利用できる演習環境「iLabs」をご用意しており、期間中は何度でも復習することができます。(演習シナリオ50本以上、演習で使用する証拠ファイルは計50GB)

EC-Councilのこの分野での強み

EC-Councilは、大手情報セキュリティ研修事業者の一つ。

EC-Councilのコースは、実践的なテクニックに重点を置いているため、修了後すぐに学んだことを活かせる。

CHFIv10は、考え得るあらゆるフォレンジック調査のシナリオをカバーした統合型コースで、受講者は、コンピュータフォレンジック調査を成功させ、犯人の告発につなげる上で欠かせない、様々なフォレンジック調査のテクニックや一般的なフォレンジックツールを実地体験できる。

EC-Councilのコースウェアは、各分野に特化した世界各地の専門家が開発したもので、受講者がサイバー空間の最新の技術等に触れることができるよう常に更新。

EC-Councilのコースは、情報セキュリティ界で最も優秀な人材をフューチャー。EC-Councilのマスター講師は全員、その分野で活躍する専門家等。

EC-Councilのコースは極めて高度。また、ライブ、オンライン、講師主導、カスタム授業、ブレンディッドラーニングをはじめ数多くの形式で提供することが可能。

CHFIv10、16モジュール構成

1. 今日の社会における
コンピュータフォレンジック

2. コンピュータ
フォレンジック調査プロセス

3. ハードディスクと
ファイルシステムについて

4. データの取得と
重複

5. 反フォレンジック
技術を打ち破る

6. ウィンドウズ
フォレンジック

7. LinuxとMac
フォレンジック

8. ネットワーク
フォレンジック

9. ウェブ攻撃の調査

10. ダークウェブ
フォレンジック

11. データベース
フォレンジック

12. クラウド
フォレンジック

13. 電子メールの
犯罪の調査

14. マルウェア
フォレンジック

15. モバイル
フォレンジック

16. IoT
フォレンジック

実践演習サイバーレンジ iLabs(アイラボ)について

iLabsは、Windows Server2016で動作する様々な環境を想定した、独自のトレーニングシステムです。
利用者毎に完全に分離された、手軽※1で安全※2な仮想環境を提供いたします。
※1 様々なOS、ツールの利用環境を構築の手間なく利用できます
※2 セキュリティの学習環境は気を付けないと、攻撃者に利用されてしまうことがあります(例えば、攻撃の踏み台として使われることがあります)。iLabs は、この様な「知らない内に加害者になってしまう」等の心配なく、ご利用頂けます。

iLabs には、Webブラウザを利用しインターネット経由にてアクセスします。オフィスや、ご自宅からも iLabs をご利用頂けます。
CHFI受講お申し込み後、iLabs ご利用アカウントを発行いたします。
アカウントの有効期限は、お申込日から6カ月間です。
CHFIv10のiLab環境要素の図
受講対象者 情報セキュリティの責任者/監査人/専門家、サイト管理者のほか、ネットワークインフラの完全性に不安を抱くあらゆるユーザに極めて有益なコースです。
必要条件 OS、コンピュータアーキテクチャ、ネットワーキングの基本概念に関するある程度の知識が必要です。
受講期間 4日間 10:00~18:00
※必要に応じて、講師と研修センターがクラスの時間帯を調整する場合があります。
受講場所
  • GSXのオンライン受講
受講料 ¥404,800(税込)※電子テキスト付 / 物理テキスト別 ¥33,000(税込)
  • 受講料金には、4日間の座学、演習環境iLabsのID(6か月間有効)、認定資格試験(試験バウチャー取得後1年以内に受験が必要)バウチャーを含みます。認定資格試験は受講期間とは別に設定されています。
※2024年4月1日以降の開催より価格改定を行わせていただきます。
新受講料:¥445,500(税込)/物理テキスト代も含まれます。
受講日程 ※スケジュールは予告なく変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
受講日程
※スケジュールは予告なく変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
RPSのご案内 RPSで受験いただけます。
試験の概要 ※日本語翻訳版の試験になります。原文(英語)の併記はありません。
※試験の出題範囲については、こちらからご確認をお願いいたします。  (PDF 714KB)
 原文はこちらです。  (PDF 823KB)
試験詳細 問題数:150問
合格基準:公開なし
試験時間:制限時間4時間
出題形式:選択式

再試験について

お申込方法 再試験をご希望の方は、GSXセキュリティエンジニア養成講座事務局までご連絡ください
※以下のATCパートナー開催日程を受講された場合は、ATCパートナー各社へお問合せください
 ・Top Out Human Capital株式会社
CHFI再試験料 CHFI: 88,000円(税込)/回
新着情報(2022/11/22):
EC-Councilが毎年発表する「EC-Council Global Awards」において、昨年に引き続き2022年の最優秀賞である「EC-Council Training Center of The Year Award(Enterprise)」を受賞しました。
詳細はこちらからご確認くださいませ。
【日立ソリューションズ×NEC×GSX】今の時代に求められる「セキュリティ人財」とは EC-Council Cybersecurity Exchange

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