きらやか銀行のお客様200名超に対し、サイバー攻撃の現状とサイバーセキュリティ対策で抑えておくべきポイントを解説するセミナーを現地開催
GSXは東北地方をはじめ日本全国の企業に対するサイバーセキュリティ対策支援を加速していきます

GSXはサイバーセキュリティ教育カンパニーとして「日本全国企業の自衛力向上」をミッションに掲げ、全国各地の企業様のサイバーセキュリティ対策をご支援しています。業種、企業規模、地域を問わずサイバー攻撃被害に遭っている一方で、地方にはサイバーセキュリティ対策や被害に遭った際の相談相手が不足しているという課題があります。そのような背景の中、GSXときらやか銀行は2025年8月25日に業務提携契約を締結し、きらやか銀行が商圏とする山形県全エリアの企業様約52,000社に対しサイバーセキュリティサービスの提供に取り組んでいます。

同行のお客様にサイバー攻撃の実態、どのような対策が求められるのかを知っていただくため、2025年11月5日に山形市内のきらやか銀行本店で「経営幹部向け サイバーセキュリティセミナー」を開催しました。山形県警およびGSXが講演を行い、会場・オンライン併せて200名を超えるお客様が熱心に講演を聞かれていました。多くの経営者の方がご参加され、講演後にはたくさんの質問が寄せられました。また、この取り組みは日経新聞、山形新聞にも取り上げられました。

きらやか銀行　西塚取締役頭取

山形県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課　小野警部

GSX代表取締役社長 青柳

サイバー攻撃の現状や対策について講演したGSX常務の三木

熱心に講演を聞くお客様

冒頭、きらやか銀行　西塚取締役頭取からご挨拶があり、同行では「DX」「人材」「事業承継」をテーマに掲げ、お客様をご支援しています。昨今のサイバー攻撃被害の実態を鑑み、セキュリティ対策の重要性、GSXとタッグを組んでセキュリティ対策をご支援していくことを述べられました。

次に、山形県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課 企画・分析兼育成担当課長補佐 小野警部が「サイバー空間における脅威の現状と対策について」と題して講演を行いました。IPA「情報セキュリティ10大脅威」や警察庁「令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威情勢等について」などから情報を引用し、サイバー攻撃の実態、ランサムウェアの手口、ランサムウェア被害の実態、復旧等に要した期間や費用総額など幅広く情報提供を行い、被害に遭った際は警察への報告を行うこと、ID・パスワードの使いまわしをしないことなど、注意喚起を行いました。

出典：警視庁「令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威情勢等について」

続いて、GSX青柳からは、GSXの事業紹介に加え、きらやか銀行と提携することにいたった経緯や政府のサイバーセキュリティに関する取り組みについてご紹介差し上げました。GSXはこれまでIT企業・SIer・セキュリティベンダーと協業してお客様をご支援することが多くありましたが、銀行とタッグを組んでお客様をご支援していく取り組みは初めての取り組みになります。きらやか銀行は山形県下の企業経営者様を中心にお客様とのリレーションも深く、最良のパートナーです。

最後にGSX三木から「事業継続に影響を及ぼすサイバー攻撃の脅威から経営リスクとしてどう取り組むべきか」と題した講演を行いました。講演内容は三木が経営者向けに行っている勉強会の内容がベースになっています。サイバー攻撃の仕組みや被害事例などを交え幅広く情報提供差し上げるとともに、有事が発生した際に備え、「相談先の確保」「報告先の確認」「サイバー保険への加入」など警鐘を鳴らしました。

講演後に行われた質疑応答では、「どういうケースで攻撃を受けるか？」「どのようにセキュリティ教育をしたらいいか？」「サイバー保険の保険料額はどの程度が適切か？」といったリアリティのある質問が投げかけられました。どなたも、その姿勢は真剣そのものでした。セミナーアンケートでは「セキュリティ対策を実施する人材が不足している」「現在の対策で十分か不安」「予算が取れない」「相談できる先がない」といった課題が多く聞かれました。

GSXはきらやか銀行と同行の子会社でITソリューションを提供しているJimoTecと連携し、山形県下の企業様のサイバーセキュリティ対策やサイバー攻撃被害発生時の調査・復旧をご支援して参ります。

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